今日の「NHK包囲行動」は少雨決行

【速報】2015年8月25日

  今日の「NHK包囲行動」、少雨決行です。

 今朝の天気予報では、東京の降水確率は次第に上っていくという予報ですが、8時現在のYahoo!の時系列のスポット予報では、渋谷区は、15時 弱雨、降雨量ゼロ;18時 曇り、降雨量ゼロ、です。包囲行動は予定通り、やります。
 政権べったりのNHKに対する視聴者・国民の怒りの声で渋谷のNHK放送センターを包囲しよう! NHKを変えるのはどこかの通称「有識者」のこざかしい「高説」ではない、われわれ市民のリアルな理性にもとづく行動だということを見せつけたい。

今日のリレートークでは飛び入りスピーチ(3分以内で)もOKです。

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ご紹介:「8.25NHK包囲行動」の告知記事に寄せられたコメント

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 「8.25NHK包囲行動」をチラシ入りで告知したこのブログの記事に寄せられたコメントを紹介したい。すべてブログで公開しているが、ご覧になっていない方が多いと思うので。

 その「8.25NHK包囲行動」であるが、今日、3回目の実行委員会。当日の進行シナリオや一斉コールのセリフをどうするか、会場設営は、といったことが話し合われる予定。
 さいたまからは、この日のために作った旗を持って8人で出掛けるという、うれしい知らせが来た。上滑りのムード倒れにならないよう奮闘し、当日は数千人のヒューマン・チェーンでNHKを包囲し、「政府に都合の悪いことを隠すな!」、「国民の抗議の声を伝えろ!」、「籾井会長は今すぐやめろ!」の声をNHKにぶつけたい。
 ご支援、ご参加をよろしく。

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いいですな。
次は更に大きくなって囲んでほしい。
継続すればNHKは危機感から必ず方向転換する。
ただ
NHKに言いたい」がどうもインパクトがないな。

政権に阿るNHKに必要性はない、変れないなら潰れろ
放送法は政権のためにあるんじゃない、みなさまは黙ってないぞ

とかもっとNHKが危機感を持つようなのが欲しいね。

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NHK
のニュースを聞く限り、自民党の批判しかしてないと思うんですが

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渋谷のみで無く、川口のNHKアーカイブスでも抗議活動を同時に行ったらどうでしょうか。来場者の出入口の有る、SKIP CITYに丁度良い大きさの広場が在ります。ただ、周りが住宅地なのが難点ですが、一方では公明党・山口代表のポスターが目立つので、悪くは無いかと。
「(安倍総理の祖父)岸信介内閣を引き倒した、全ての、全国で繰り広げられた60年安保闘争の番組・映像素材をこのアーカイブスで来訪者に、公開・閲覧出来る様にする事を要求する」と。
 
無理な御願いですかね。

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 応援してます。田舎在住で、自民とNHKの変質に気付いていない、素朴な高齢者達(=インターネットを利用してないが、投票行動には忠実)に、真実を知らせるには、何としてもNHKのニュース番組(もっと言えばNHK政治部)に、正気に戻ってもらわないと困るから。

 なお、当日のプラカードに、「受信料での放送センター建て替え、認めないぞ!」とか、「NHKの会長と経営委員と政治部長を全員、辞任させてやる!」とか、「4Kの不買運動、起こしてやる!」と書かないと、庶民の怒りがNHK側に伝わらないと思う。

 NHKが受信者の言う事に少しでも耳を傾ける気持ちがあるのなら、私はもういいだけ、NHKニュースについて苦情を書き送ってある。
 「知性じゃなくて、一定の知能がある者であれば、『おはよう日本』のニュースがおかしいと分かるハズだ」とまで書き送ったのに改まらないのだから、女房・子どもを人質にとられるくらいの勢いで、大きな力が働いているとしか、思えない。

 なお、私は以下のブログで、今回のNHK包囲行動について知りました。火曜日18時半~なので私は参加できませんが、参加される方、暑い中、気をつけて下さいね。

 ・8.25 NHK包囲行動を決定 ~政権べったりのNHKに怒りの声を!
  http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/0371daeab8bf853f48134352b123c583

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 微力ながら、ツィッターでの拡散に協力いたします。
 それにしても、NHKの最近の体たらくといったら…!
 現在、NHKの中で実際に働いている人は、昔もってたであろう純粋な気持ちをどこかに置いてきてしまっている、としか思えない。

 あのですね、うまく伝わらないかもしれないが、一昔前の田舎在住で、ちょっと学問を志したことがあるような人間は、NHKラジオで、テキスト購入先として読み上げられていた、「渋谷区神南 NHK」という住所を、「聖地」のように思っているわけですよ、「聖地」!(多分、野球少年にとっての「甲子園」に近い)

 それなのに、長じてからのち、「NHKに対して抗議するために『渋谷区神南』に出かけなきゃ」と思わせてくれるとは、一体、何だそりゃぁ!?「聖地」の中で、何て事をしてくれちゃってるわけ?(答:不敬な行為を働いている)

 どう考えても、NHK職員より、現在、NHKに抗議している人間のほうが、NHKのことを想っている。NHKは想ってくれてる人間がいるうちに、「国民全員の要望に応える」なんて、聞いてるだけでいかにも失敗しそうな、民放ドラマのような目標は捨てて、「民主主義に資する」番組作りに戻ったほうがいい。

 私の場合、NHK愛が暴走してしまい、「テレビは東京五輪の2020年で終わる、と業界内で言われているらしいから、ここはNHK、ぶざまな最期を遂げるよりは、民放に見本を示すべく、いさぎよく、2020年までに徐々に解体していったらどうだ?」と真剣に考えている。

新しいチラシを作りました。

https://app.box.com/s/bsiu28gihuneoi2ctqd9aq6d09npajho

これまでからのチラシ:

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8月25日、NHK包囲行動に集まろう ~安倍政権お助け報道を許さない!~

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【速報】2015年8月25日

 
 今日の「NHK包囲行動」、少雨決行です。

  今朝の天気予報では、東京の降水確率は次第に上っていくという予報ですが、8時現在のYahoo!の時系列のスポット予報では、渋谷区は、15時 弱雨、降雨量ゼロ;18時 曇り、降雨量ゼロ、です。包囲行動は予定通り、やります。
 政権べったりのNHKに対する視聴者・国民の怒りの声で渋谷・NHK放送センターを包囲しよう! NHKを変えるのは、どこかの「有識者」の机上の説教じゃない、われわれ市民の力の結集だということを見せつけよう! 
 今日のリレートークでは飛び入りのスピーチ(3分以内)もOKです。

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「政府が右と言ったら右を向く」NHK
 2つ前の記事で書いたように、NHKは抗議の声にも聞く耳を持たないかのように、安倍政権お助け報道を続けている。
 政府は、集団的自衛権の必要性を説明するのにホルムズ海峡封鎖が現実味を失うと、今度は南シナ海の軍事的緊張に話題を転じ、中国脅威論を喧伝し始めた。
 すると、NHKも、歩調を合わせるかのように、南シナ海で中国が活発化する海洋進出を一触即発の軍事的緊張かのようにあおる報道を始めた。「政府が右と言ったら、NHKも右」なら、民営の仮面をかぶった国策放送そのものだ。
 安倍政権は、新国立競技場の不透明な予算膨張を追及されて窮地に立つと、安倍首相の英断かのように競技場予算を白紙に戻すと表明した。
 すると、NHKは、なぜ競技場建設予算が当初の約2倍に膨らんだのか、白紙撤回の中身はどんなものかを十分に調査報道することなく、安倍首相の「決断」を大々的に報道した。おまけに、スポーツ報道とは縁のない、とかく安倍政権寄りと評される政治部の岩田明子記者をニュース7に登場させ、得々と白紙撤回の話題を解説させた(717日、ニュース7)。
 また、87日のニュース7では、東京オリンピックをめぐる明るい話題に焦点を仕向けるかのように、オリンピックの追加種目は何?を大きく伝えた。

 私は昨年621日に大阪・中之島の市民公会堂で開かれたNHK問題を考える集会で、短い報告をさせてもらった。その中で、NHKの最近の報道の現状を「政府広報」、「話題そらし」、「焦点誘導」、「空気づくり」という4つにまとめて話をした。そうした特徴は、1年後の現在も、弱まるどころか、むしろ、安保関連法案をきっかけに安倍政権への国民の不信、批判が高まるのと相関するかのように、いっそう強まっている。

国民の批判に聞く耳を持たないNHK
 多くの国民がNHKの報道の異常さを意識するきっかけになったのは615日、夜のNHKニュースだった。

 「7時のNHKニュース、香港の『数千人』のデモを延々と伝えたが『数万人』の日本の国会包囲デモにはまったく触れず、「数千人」の渋谷の若者たちのデモなんか完全無視。NHK、恥を知らないらしい。でも、なんでこんなロコツなことが出来るのだろう。」

 こういう書き込みに1,424件のリツイートがあった(615日、1730分現在)。
  
その後も、NHKは安保関連法案が強行採決された715日の衆議院特別委員会を中継しなかった。憲法解釈の「法的安定性はどうでもよい」と言い放った磯崎総理補佐官を参考人として招致した83日の参院特別委員会の模様も中継しなかった。
 国民の批判、抗議に聞く耳を持たない点で、NHKは今の安倍政権の政治姿勢とよく似ている。しかし、異なる意見の出会いの場を作ることを使命とする公共放送・NHKがこのように異論を粗末に扱ってよいはずがない。

抗議の意思を行動で示す時
 
 こういうNHKに対する視聴者の最後の抗弁の手段として、私は受信料の支払い凍結を呼びかけてきた。なぜ、事実上の恒久的不払いでないかというと、税金で運営経費をまかない、放送を時の政権の管理下におく国営放送では国民の知る権利はかなえられないどころか、国民を扇動する大本営発表となるほかないからだ。また、民営化ではスポンサーからの商業的圧力にさらされるだけでなく、視聴率優先主義によって番組の劣化が避けられない。こう考えると受信料で支える公共放送としてNHKを存立させる意義は否定できない。
 しかし、ここで議論が止まってよいのかというのが今のNHKである。「受信料で支える」というなら、視聴者こそNHKの主権者ということになるが、現状はそれとはほど遠い。こんな状況を放置して、法的手段をちらつかせながら受信料を取り立てるのでは、「皆様のためのNHKではなく、「NHKのための皆様」にほかならない。
 NHKは放送開始90年を記念して「もっと届け、大切なこと 公共放送 進化中」というキャッチフレーズを広報している。しかし、現状では「少しも届けない、大切なこと 公共放送 劣化中」というのが似つかわしい。

 となれば、視聴者・国民は電話で批判・要望・抗議の声を伝えるだけでなく、そうした意思をもっと目に見える行動で、それもNHKに向かって直接、ぶつけるほかない。
 私は、こういう意思を共有できる人たちと集まった81日の相談会で「NHK包囲行動実行委員会」を作り、すぐに行動をおこそうと決めた。それが「8.25NHK包囲行動」だ。
 88日に2回目の会合(実行委員会)を開き、いろいろな準備、特に1,000人といわず、2,000人、3,000人のヒューマン・チェーンでNHKを包囲する規模の行動にするよう、いろいろな集会に出かけてチラシ配布で参加の呼びかけをする行動予定を決めた。そこでお目にかかった方々にも、チラシ配りを手伝っていただけるとありがたい。
 これに先立って86日に開かれた「戦争法案反対 国会前集会」に9人で出掛け、チラシを約1,200枚配った。反応はたいへんよく、「本当に最近のNHKはおかしいよ」とか、横から「私にも下さい」と手を差し出す人が多かった。
 ツイッター、フェースブック、ブログなどを開設されている方には、「8.25包囲行動」を拡散していただけるとありがたい。

 チラシ:
 http://kgcomshky.cocolog-nifty.com/825NHKhoui/NHKhoui.pdf

   政権べったりの報道をやめろ 怒りの声でNHKを包囲しよう!
         8.25NHK大包囲行動
 
   日時: 2015825日(火) PM: 630
   場所: NHK放送センター(渋谷) 西門前
       (放送センターの周囲を包囲し、正面側、NHKホール
        そばの門、東門側でリレートークとコール(随時)
        を行なう。)
   主催: NHK包囲行動実行委員会
   問い合わせ先:
     メール/shichosha_kangeki@yahoo.co.jp 
      
電話/丹原 090-8955-6050 今井 090-4678-7132 
         醍醐 080-7814-9650

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確定した不幸の発掘だけでなく、不幸を確定させない警鐘こそ ~NHKスペシャルを視て思うこと~

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   政権べったりの報道をやめろ
   怒りの声でNHKを包囲しよう!
   8.25 NHK包囲行動

   チラシ:
   http://kgcomshky.cocolog-nifty.com/825NHKhoui/NHKhoui.pdf 

   日時: 2015825日(火) PM: 630
   場所: NHK放送センター(渋谷) 
       (放送センターの周囲、正面玄関側、西門側、東
       門側を包囲し、各箇所でリレートークとコール
       (随時)を行なう。)
   主催: NHK包囲行動実行委員会

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 皆さんは82日、夜9時から放送された次の番組をご覧になっただろうか?

NHKスペシャル 「密室の戦争 ~発掘・日本人捕虜の肉声~」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150802 

【番組の予告記事】
 「70年以上埋もれていた「肉声」が発見された。第二次世界大戦中、太平洋の激戦地で捕虜となった日本兵。連合軍の極秘の施設で記録された尋問の録音が、初めて見つかったのだ。
 
取材班は、発掘された音源を、最新のデジタル技術で修復・解析。その内容は驚くべきものだった。殺すか殺されるかの戦場を生き抜いた日本人捕虜の壮絶な告白、尋問官から祖国への裏切りを持ちかけられ葛藤する姿、そして連合軍に筒抜けとなっていた機密事項・・・・。
 密室で、日本兵たちはひとりの人間として、自らの戦場と向き合っていた。そして、音源の分析から、捕虜となった日本兵と尋問が行われた「秘密尋問所」の場所を特定した。
 戦後、家族にすら伝えることのなかった密室の告白。現代に蘇った捕虜たちの肉声を通じて、歴史の闇に埋もれてきたもう一つの戦争を伝える。」


 私は見逃したが、この番組を見た連れ合いが、いつもの辛口とは打って変わって、「とてもよかった。録画を取れなかったのが残念」と言って、さっそくブログに書いた感想を読んだ。

 昨夜、調べると、5日の午前010分(4日の深夜)から放送することがわかり、開始直前に録画予約をしたうえで視た。

 肉声で聞く日本兵捕虜の尋問の模様には釘づけになった。特に、尋問を通じて過去の自分と向き合うことに耐え切れず、自殺した捕虜がいたのは痛ましい。
 こうした記録を発掘し、調査したスタッフの番組制作意欲と力量に敬意を表したい。今どきのNHKの番組、といって十羽ひとからげにはできない、重いテーマを手掛ける気骨のあるスタッフがNHKにいると改めて感じさせられた。

 そのうえで言うと、確定した過去の事実を発掘し、視聴者に投げかけて、史実の評価や教訓の汲み取りを視聴者に委ねるというのがドキュメンタリィ番組の王道なのかも知れない。

 しかし、民主主義社会の支柱の一つとして放送が果たす役割という点では、目下進行中の重いテーマに挑み、将来、もしかしたら修正を迫られるかもしれないリスクを背負いながらも、明るみに出ていない事実、治世者にとって不都合な事実を発掘して、治世者のたくらみに対する警戒情報を国民に向かって発する番組を、もっと手掛けてもらいたい、といつもながら感じる。

 特に、対立する政治的テーマを避けたり、中立を標榜して「両論併記」の安全地帯に逃げ込んだりする組織としてのDNAを根治しないかぎり、NHKは上で述べた「警戒情報」を国民に向かって発するのはおぼつかないどころか、不幸を生む政治への警戒心を摘み取り、不幸を生む政治を支持させる役割を果たす結果になってしまう。

 過去を知ることは未来を変える力になると信じながらも、もはや避けようがない不幸を確定させないための理性が国民の間でいきわたるよう促すことこそ、公共放送NHKの使命である
 そうした使命に対する自覚、使命を果たす意思と能力があるのかどうか・・・・少なからぬ国民からこうした問いを突き付けられているNHKこそ、「存立危機事態」にある。

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8.25 NHK包囲行動を決定 ~政権べったりのNHKに怒りの声を!

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【速報】2015年8月25日
 
 今日の「NHK包囲行動」、少雨決行です。

  今朝の天気予報では、東京の降水確率は次第に上っていくという予報ですが、8時現在のYahoo!の時系列のスポット予報では、渋谷区は、15時 弱雨、降雨量ゼロ;18時 曇り、降雨量ゼロ、です。包囲行動は予定通り、やります。
 政権べったりのNHKに対する視聴者・国民の怒りの声で
渋谷・NHK放送センターを包囲しよう! NHKを変えるのは、どこかの「有識者」の机上の説教じゃない、われわれ市民の力の結集だということを見せつけよう! 
 今日のリレートークでは飛び入りのスピーチもOK(3分以内)です。

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速報追記】NHKまたもや重要な国会審議を中継せず。

 NHKは今日の13時から開かれた参議院安保特別委を中継しなかった。今日の同委員会は冒頭で、憲法解釈の「法的安定性は関係ない」という重大発言をした総理補佐官を参考人として招致するという異例の事態。多くの国民が質疑の成り行きに関心を持ったはずだし、そうした質疑の模様を中継することはNHKの重要な使命のはず。
 しかし、朝刊のテレビ番組欄を見ても放送予定なし。10時過ぎに視聴者センターに電話で問いあわせると、「今の時点では未定」とのこと。
 12時25分ごろ、もう一度電話すると、「中継はしない。ニュースで詳しく伝える」との返答。
 詳しく?? 最近のNHKのニュースは、政権に不都合なニュースは伏せるか、録画の早送りのようにささっで終わり。急いで参院のインターネット中継を視た。
   冒頭で鴻池委員長:
 「あなたは安保法案を9月中旬には上げる、と言った。あなたは参院を衆院の下請けとでも思っているのか?」
と詰問。磯崎氏の答弁はしどろもどろ。

 続いて、民主党の福山哲郎議員が野党を代表して約15分間、磯崎氏と質疑。
 「福山:あなたは最近、JOURNALISMという雑誌で、(集団的自衛権の)憲法解釈の変更を違憲と言っている人に会ったことはない、と書いているが、どういう事実に基づくのか? 自分と違う意見は無視するということか?」
などと追求。ここでも磯崎氏の答弁は迷走。
 さて、今日のNHKニュース7やニュースウオッチ9は、こうした質疑をどのように伝えるか、しっかりチェックしたい。

 

 -------------------------- 追記、終り ---------------------------

 先日、NHK問題に関心を持つ団体、個人が急遽、集まって相談した結果、政権べったりの報道にのめり込むNHKに対する抗議の意思を突きつけるため、「8.25 NHK包囲行動」を行うことを決めた。
 さっそく、行動の準備を始め、広報用のチラシを作った。これを活用して、8.25NHK包囲行動への参加の呼びかけを広く拡散していくことにした。賛同いただける方は団体か個人かを問わず、参加をお願いする。また、広報にもご協力をお願いしたい。

 チラシのURL
 http://kgcomshky.cocolog-nifty.com/825NHKhoui/NHKhoui.pdf

        政権べったりの報道をやめろ!

      
怒りの声でNHKを包囲しよう!
       8.25NHK包囲行動


   日時: 2015825日(火) PM: 630
 
    場所: NHK放送センター(渋谷) 西門前
 
       (放送センターの周囲、正面玄関側、西門側、東門側
         を包囲し、各箇所でリレートークとコール(随時)
         を行なう。)
   主催: NHK包囲行動実行委員会
   問い合わせ先:
     メール/shichosha_kangeki@yahoo.co.jp 
      
電話/丹原 090-8955-6050 今井 090-4678-7132
                        
醍醐 080-7814-9650

  NHKに言いたい
   ・政権に不都合なことを隠すな
   ・NHKは戦争法案に加担するな
   ・中国の脅威をあおるな
   ・国民の抗議の声を伝えよ
   ・国会審議をまともに放送せよ
   ・政治家と会食するな、癒着するな
   ・籾井会長はNHKを私物化するな
   ・権力を監視するメディアになれ!
   ・籾井会長はただちにやめろ!

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山口代表、北側副代表は集団的自衛権に「反対」と回答していた!~二枚舌の公明党に鉄槌を~

2015728日

公明党議員全員が「解釈変更で容認すべきでない」と回答
 
2013年の参院選で~
 
 今朝の『毎日新聞』の社会面に次のような記事が掲載されている。

安保法案:公明離れの学会員次々…自民と協調に『失望』」  http://mainichi.jp/select/news/20150728k0000m040078000c.html?fm=mnm

 記事の中には、安保関連法案で自民党と足並みをそろえる公明党の足元で、そうした公明党の姿勢に地方議員や創価学会員の反発・離反が広がり、に「バイバイ公明党」などとプリントしたプラカードを掲げて法案に反対するデモ行進に参加する学会員がいたことが紹介されている。
 また、記事の下段には2013年の参院選で当選した公明党議員11人全員が、当時、毎日新聞が行った候補者アンケートにあった「集団的自衛権の行使容認のために憲法解釈を見直すべきか」という問い対し、「見直すべきではない」と回答していたことも明らかにしている。

山口代表は
 
 例えば、山口那津男代表は次のように回答していた。

「選挙毎日 20137月参議院選 候補者アンケート」
山口那津男(東京選挙区)
http://senkyo.mainichi.jp/2013san/kaihyo_area_meikan.html?mid=B13000006001
 

4:集団的自衛権を行使できるよう、憲法解釈を見直すべきだと考えますか。
回答:2. 見直すべきではない

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北側副代表は
 また、公明党を代表して安保関連法案の与党協議に参画した北側一雄・党副代表は昨年12月の衆院選にあたって毎日新聞が行った候補者アンケートに次のように回答していた。

「選挙毎日 201412月衆院選 候補者アンケート
北側一雄(大阪16区 公明党)
http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=A27016001001&st=tk
 

2:政府は集団的自衛権を行使できるようにするため憲法解釈を変更しました。
   集団的自衛権の行使に賛成ですか、反対ですか。
回答:2. 反対

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 さらに、北側氏は『公明新聞』(2014426日)に掲載されたインタビューの中で、砂川事件・最高裁判決を合憲性の根拠づけに用いる考え方を真っ向から否定する次のような発言をしている。

「集団的自衛権 北側一雄副代表に聞く」(公明新聞:2014426日)
https://www.komei.or.jp/news/detail/20140426_13831 
(抜粋)
 「最近、1959年の砂川事件の最高裁判決を根拠に、『必要最小限度の範囲内であれば集団的自衛権の行使も可能』との主張があります。しかし、この判決は『自衛隊や米軍駐留が憲法違反ではないか』が問われた時代の判決で、集団的自衛権の行使を根拠づける内容の判決ではありません。」

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 このような北側氏の発言は砂川事件・最高裁判決の一節を集団的自衛権行使容認の合憲性を裏付ける証拠として繰り返し援用している安倍首相、高村副総裁らの発言と真っ向から対立している。しかし、そうした安倍、高村両氏の発言に北側氏は黙して語らず、である。

ブレーキ役どころかアクセル役
 
 それもそのはず、『西日本新聞』(2014620日)に次のような記事がある(以下、抜粋)。

「自衛権行使「新3要件」公明原案 自民案装い、落としどころ
 解釈改憲の核心は、自民党高村正彦総裁が提案した自衛権行使の『新3要件案』だ。特に「他国に対する武力攻撃が発生し、これにより国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される恐れがある」という集団的自衛権行使に絡む文言をめぐり、自公間で調整が続く。
 だが、実はその原案は、公明党北側一雄副代表が内閣法制局に作らせ、高村氏に渡したものだった。解釈改憲に反対する公明党が、事実上、新3要件案の「下書き」を用意したのだ。

 『私が考える新3要件というものの、たたき台を作ってみました』
 13日の安全保障法制整備に関する第6回与党協議会で高村氏が突如A4サイズの紙を配った。『集団的自衛権の行使はできない』と結論付けた1972年の政府見解の一部を引用し、行使を認める逆の結論を導き出す私案だった。『この紙を見たのは初めてだ』。協議会後に北側氏は明言した。だが、事実は違う。
 政府関係者によると、その数日前に公明党執行部がひそかに集合。解釈改憲で対立する首相と山口氏の『落としどころ』を探るためだった。連立維持を優先させ、解釈改憲を受け入れる政治決断の場でもあった。
 山口氏が『憲法解釈の一番のベースになっている』と尊重してきた72年見解を援用する形で、限定容認と読み取れる原案内閣法制局に作成させる。北側氏がそれを指示していた。」

表と裏で真逆 ~こんな2枚舌を学会員は許すのか?~
 一見して明らかなように、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認に関する北側氏の対応は表と裏で真逆である。表向きは「反対」、裏では自民党との密室協議で「推進」。
 こんな公明党幹部の二枚舌を創価学会員は認めるのか? 今、一人一人の学会員の良心が問われている。

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NHKの作為・不作為の偏向報道を見透かすことが急務

2015722 

「対米公約」と偽称して強行採決を追認したNHK政治部記者
 衆院安保特別委(715日)での安保関連法案の質疑を実況中継しなかったNHKの報道に対してネット上で抗議が噴出、抗議と中継を求める意見がNHK殺到した。これを受けてNHKは当日の2時間前まで中継しないと決めていた16日の衆院本会議の模様を急遽、中継することにした。当日の新聞のテレビ番組欄に載せた放送予定を変更するのは異例と言われている。

 しかし、問題は国会中継をする、しないだけでない。定時のニュース番組の項目選択や伝え方、順番、各報告に充てられる時間配分にも安保関連法案に関して政府与党に不都合な事実を伝えない、伝えても「さらり」と流す露骨な偏向報道が続いている。一つ前の記事で書いた、NHKのニュース番組に登場する政治部記者の醜い政権肩入れ解説もその例であるが、同じ例を一つ、追加しておきたい。

 衆院特別委で安保関連法案が強行採決された715日夜のニュースウオッチ9に登場した中田晋也・政治部記者は鈴木アナから「国民の理解が進んでいないなかでどうして今日採決に踏み切ったのか」と問われたのに対し、こう答えた。

 「安倍首相が米国議会の演説で、今国会で法案を成立させると発言したことがいわば公約になっているのです。」

 安倍首相が、まだ安保関連法案を審議する衆院特別委が始まってもいない今年429日に、米国上下院合同会議で「今夏には法案を成就させる」と演説したのは国会軽視との批判を免れない。せいぜい、本人の「決意」か「願望」に過ぎない。それを「対米公約」にすり替え、日程上の逆算から採決に踏み切った理由に挙げるNHK政治部の記者は日本の民意、国会審議を何と心得ているのか? 時の内閣総理大臣の意向で法案成立の目途が決まるのなら、国会での熟議はいらないし、民意は不要である。「ていねいな説明」も美辞麗句に過ぎないことになる。
 こうした民意軽視の発想は、内閣支持率が急落し、過半の国民が法案自体に反対しているなかでも、安倍首相が、「支持率のために政治をやっているのではない」(720日、フジテレビ「みんなのニュース」で)と発言し、民意無視の開き直り体質をあらわにしたのを免罪するに等しい。
 そこからは中田記者(をはじめとするNHK政治部の記者?)と官邸の一体化、親密ぶりが透けてみえる。それほど政権の代弁をしたいのなら、自主自立を標榜するNHKを辞して、総理官邸の補佐官室か広報担当に転職したらどうか?

 
政権に不都合な事実を伝えない、踏み込まないNHK
 
政権の思惑の代弁が「作為」の偏向報道だとしたら、最近のNHKの報道には、政権に不都合な事実は伝えない、それに踏み込まないという「不作為」の偏向報道も顕著である。いくつかの事例を挙げておく。

 *衆院特別委員会で法案が強行採決された直後に浜田靖一特別委委員長は記者の質問に対して、「もう少し分かりやすくするためにも、法案を十本まとめたこと自体はいかがなものかと思う」と発言した。民放各局は「法案のわかりにくさを委員長が指摘する異例の事態」(TBS, Nスタ)などと浜田発言を報道したが、NHKは一切、伝えなかった。 

 *710日、15日の衆院特別委で野党議員(民主党辻元清美議員、共産党穀田恵二議員、赤嶺政賢議員)が陸上自衛隊のイラク復興支援活動の実態をまとめた文書(陸上幕僚監部『イラク復興支援活動行動史』20085)を取り上げ、「非戦闘地域」という呼称のまやかしとそこへの自衛隊派遣のリスクを追及した。

 例えば、辻元議員は710日の特別委で、独自に入手したこの文書(議員の求めに応じて政府が開示したのは危険性を記した箇所が黒塗り)に収録された第1次イラク復興支援群長の番匠幸一郎氏が同文書の第2編の巻頭言で、「イラク人道支援活動は純然たる軍事作戦であった」と記していることを取り上げ、「イラクでの人道復興支援が『純然たる軍事作戦』だったのなら、〔今回の安保関連法案に盛り込まれた〕後方支援はなおさら〔軍事作戦とならないか〕検証が必要だ」と政府に迫った。

 穀田議員も同じ日の特別委で、この文書をもとに、イラク派兵が実際には政府が説明するような「非戦闘地域での復興支援活動」にとどまるものではなく、①サマ-ワの自衛隊宿営地に打ち込まれたロケット弾は宿営地内の鉄製荷物用コンテナを貫通して宿営地の外に抜けており、大惨事となる危険性があった。②隊員は宿営地の外では銃から手を離さないよう指示されていた。③派遣前には隊員は至近距離射撃と制圧射撃の訓練をしてきた。その上で「危険と思ったら撃て」と指導した指揮官が多かった。
 穀田議員は復興支援活動に限定したとされるイラクでの自衛隊の活動でさえ、隊員は常時、身の危険にさらされていた実態と対比して、今回の安保関連法案は自衛隊の海外での活動の任務を治安維持活動等にまで広げるとなれば、政府の説明とは逆に、隊員が「殺し」「殺される」危険性がいっそう高まると追及した。

 715日の特別委でも赤嶺議員は法案審議の大前提になる資料が黒塗りのままでは質問をできないと質したが、野党議員が提出を求めた全面公開文書は強行採決後にようやく開示された。
 結局、特別委では、安倍首相は、上記の辻元、穀田議員の質問に対し、「イラクのサマーワは『非戦闘地域』と認定したがサマーワから外れた場所にも安全な場所がある」などと意味不明の答弁をして終わった。

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 この陸上自衛隊の文書について、『朝日新聞』は717日の朝刊の1面に「イラク派遣 危険な実態 宿営地に砲弾10回超/囲む群衆に銃持つ人物」という見出しの記事を掲載。3面には「虚構の『非戦闘地域』」という見出しの大きな解説記事を掲載した。
 『東京新聞』も715日の朝刊の社会面に「『危ないと思ったら撃て』 自衛隊イラク派遣 詳細内部文書判明」という見出しの記事を掲載した。『共同通信』も719日、「イラク派遣『純然たる軍事作戦』不測事態、官邸が情報統制」という見出しの記事を配信した。

 
 しかし、NHK710日のニュースウオッチ9で穀田議員がイラクに派遣された自衛隊が制圧射撃訓練を行っていた点を質したのを取り上げたが、わずか47秒。前後の文脈を知らされない視聴者にとって質問が意味したことを理解するのは不可能だった。
 また、715日のニュース7とニュースウオッチ9では、赤嶺議員が審議に資するすべての情報を明らかにするよう政府に求め、それなしには採決には応じられないと発言した場面を放送した。しかし、ここでも、どういう資料の開示を求めたのが何も伝えず、何の解説もない映像のつなぎあわせでは、何が問題にされたのかさえ、わからなかった。

 この自衛隊内部文書は今回の安保関連法案で拡大される自衛隊の海外任務のリスクを検討する上で重要な教訓、提言を含んでいる。しかし、それについては次の記事に回し、ここではNHKの報道番組の「不作為」の偏向について検討を続けることにしたい。

安倍首相のお粗末きわまりない「たとえ話」を伝えなかったNHK
 NHK720日のニュース7で、その日、安倍首相が民放の番組(フジテレビの「みんなのニュース」)に出演し、今回の安保関連法案で行使を容認しようとしている集団的自衛権の意味を説明したことを伝えた。その中でNHKが伝えたのは、安倍首相が、安保関連法案を戦争法案と呼んだり、徴兵制に繋がると言ったりするのは間違っていると語ったこと、参議院の審議を通じて分かりやすく説明し、野党の理解が得られるよう努力していく考えを示したこと、だけだった。

 しかし、ニュース7が伝えたこのような発言は1時間半に及ぶ長時間の番組の中で安倍首相が冒頭の数分で発言した部分に過ぎない。安倍首相が大半の時間を使って説明したのは、隣家(米国)の「母屋」から火災が発生し、それが隣家の「離れ」に燃え移り、さらにわが家(日本)にまで延焼するおそれが出てきたときに日米一緒に消火活動をしようと言うのが「集団的自衛権」だという「たとえ話」だった。

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  ところがニュース7は、このような「たとえ話」には全く触れなかった。私は知人からの知らせで、番組冒頭の5分ほどは見られなかった(あとで録画で確認した)が、その先はすべて視た。その上で、安倍首相が口癖のように言う「丁寧な説明」とはこういうものなのかと知ると同時に、中身のお粗末さに唖然とした。
 ネット上(ツイッターなど)でも、安倍首相が「たとえ話」のために用意した煙の模型がいささかグロテスクだったことへの茶化しも少なくなかったが、嘆息、あきれ声が殺到した。

 「戦争を『火事』で説明するのは適切じゃないよね。・・・・戦争は人が人を殺す行為。火事の現場じゃない。安倍の説明は、『戸締り用心・火の用心』に終始している。日本国民をなめているのか・・・・」

 「アメリカは、ベトナムで放火し、アフガニスタンで放火し、イラクで放火した。そのアメリカの後方支援をするってことは、マッチや燃料を運んでやると言うことで、日本は放火犯の一味となる。」

 「姑息な例え話。火事の消火活動は誰も傷つけはしないが、実際の武力行使は殺傷行為。また、消火器をアメリカに渡すというが消火器は人を殺さないが、実弾は人を殺す。」

 多少、私の感想を付け加えたい。
 *安倍首相は、いきなり、アメリカの母屋(本国?)で火事が発生したことから、たとえ話を始めるが出火の原因は何なのか? それを想定して、対策(防火策)を講じるのが先決ではないのか。
 恨みの放火なら、恨みを買うような行為(武力による抑止力という名の威嚇・挑発行為)を慎むこと、「テロとの戦い」を大義名分に各地へ先制攻撃を仕掛けてきたアメリカが大国主義的干渉政策を清算すること。これが最善の防火(安全保障)対策である。
 後者の不注意の出火なら、防火装置を取り付けること。ただし、これは集団的自衛権を説明するたとえ話としては失当である。

 *日本と「道路一つ隔てて隣接する」アメリカの「離れ」とは何を指すのか? ネット上でどなたかが言ったように、もしかしたら「沖縄」なのか? そうだとしたら、最善の対策はアメリカの出撃拠点となるような米軍基地を沖縄から撤去すること(防火策)である。アメリカに基地を提供することは類焼を防ぐ消火活動どころか、沖縄を放火(武力攻撃)の標的にするようなものである。

 *アメリカで出火した火事がどういう経路で日本に及んでくるのか? 日本近辺で邦人の救出活動に当たる米艦隊が攻撃されそうになった場合を想定するのだとしたら、日本の民間人自身を攻撃する意図というより、アメリカ軍を攻撃対象にする意図があるからではないか? そうだとしたら、アメリカ艦隊に救護を求めるのはかえって危険ということになるから、日本自身の警察力なり、正当防衛権を行使して救護にあたるのが正解であり、日米が一体化する集団的自衛権はかえって日本国民の安全を脅かすことになる。

 NHKはこれまで幾度となく、「丁寧な説明を心掛ける」という安倍首相の「意向」、「思い」を代弁してきた。それなら、安倍首相が90分にわたって試みた上記のような「丁寧なたとえ話」を詳しく国民に伝え、それを通して安保関連法案に関する国民の判断に資するのがNHKの使命のはずである。肝心の場面でこの使命を果たさず、「丁寧に説明する」と言う意向ばかり伝えるのでは、ただの録音再生か拡声にすぎない。

 そうした論評なき思考停止の放送は、不都合を広められたくない政府にとってはありがたい存在であるが、熟慮ある国民の政治参加という民主主義の土台を形骸化させる点では罪深い報道機関への堕落と断じなければならない
 裏返すと、以上見てきたNHKの作為・不作為両面の偏向報道を見透かすことは安倍極悪政権を追い詰め、退場させるための世論形成に必須の条件といっても過言ではない

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NHK政治部記者に問いたい ~あなた方は安倍政権のスポークスマンに成り下がったのか?~

2015718

醜い政権肩入れ解説
 
 安保関連法案は15日の衆議院特別委員会での強行採決に続いて、一昨日、衆議院本会議で可決され参議院に送られた。法案の中身と審議自体にも重大な問題があるが、ここではこの2日間のNHKのニュース番組に登場したNHK政治部記者の解説のあり方を取り上げたい。

 715日のニュース7には政治部の吉川衛記者が、ニュースウオッチ9には同じく政治部の中田晋也記者が登場し、どちらもこの日に与党が安保関連法案の採決に踏み切った理由を解説した。また、716日のニュース7には政治部の長内一郎記者が登場し、安保関連法案の今後の審議の見通しについて解説した。

 これら3人の政治部記者が異口同音に持ち出したのは「60日ルール」だった。延長した会期末までまだ2ヶ月残っているが、参院は衆院に比べ野党の勢力が強く、攻勢を強めることが予想される。そこで、与党は60日ルールを余裕を持って使える可能性を「保険」として残しておきたいという狙いから今日の採決になったと、まるで我が事のように政府・与党の思惑を解説してみせた。
 また、今後の審議への注文といっても、「政府与党にはいっそう丁寧な国会運営や理解を得る努力が求められる」といった、安倍首相が好んで用いる常用句を使うだけの無内容なものだった。

 実際、NHKのニュース番組も、衆議院での安保関連法案を通じて審議が深まったとはいえない、国民の理解が進んだとはいえないと語った。現に、NHKが今月10日から3日間行った世論調査の集計結果によると、

 
安全保障関連法案をいまの国会で成立させることについて、
  「賛成」18%  「反対」44%  「どちらともいえない」32
 これまでの国会審議で議論は、
  「尽くされたと思う」8%  「尽くされていない」56%  
  「どちらともいえない」28

で、過半または相対多数の国民は安保関連法案の審議は尽くされていないとみなし、同法案が今国会で成立することを望んでいない。

 であれば、NHKの報道番組に求められるのは、この先の審議日程に関する政府与党の思惑を解説してみせることではなく、国民が審議を尽くせていないと考えている論点を整理・解明して政府与党、広くは国会議員に提示し、熟議を促すことである。

山積する論点を提示し、熟議を促した全国紙
 げんに、717日の『朝日新聞』は「怒りと疑問にこたえよ」という社説を掲載し、こう記している。

 「議論すべきことは山ほどある。大多数の憲法学者の『違憲』の指摘に、政府は全く反論できていない。どんな場合に集団的自衛権を行使できるのか、安倍首相は『総合的判断』と繰り返すばかりで、要は時の政権に白紙委任しろということかと、不安は高まる一方だ。」
 「そもそも、この違憲の可能性が極めて高い法案を審議するのは、最高裁に『違憲状態』と指摘された選挙制度によって選ばれ、その是正にすらまごついている人たちなのだ。
 あなたたちは何を代表しているのか? この問いに少しでも答えたいなら『理の政治』を打ち立てるしかない。主権者は注意深く、疑いの目で見ている。」

 そして、同日の『朝日新聞』朝刊(1面、2面)はその前日に明らかになった自衛隊の内部文書(イラクに派遣された航空自衛隊の活動を記録した文書)を分析し、サマワの宿営地に追撃弾やロケット弾による攻撃が10回以上発生していた事実、あるいは派遣先の現場では戦闘を想定し、隊員に対して最終的には「危ないと思ったら撃て」と指導をした指揮官が多かったという事実を紹介して、当時、政府が繰り返した派遣先は「非戦闘地域」という説明が「虚構」だったことを明かにした。こうした内部文書は、目下の安保関連法案について、「現に戦闘が行われていない地域」での治安維持活動等に限定されるという政府の説明の虚構性を裏付ける資料にもなっている。

 『毎日新聞』も1面に「参院を『消化試合』にするな」と題する高塚保・政治部編集委員の論説を掲載。その中で、次のように記している。
 「審議すればするほど、あいまいになっていったのが集団的自衛権を発動できる『存立危機事態』だ。」「『違憲』『合憲』論争にも決着はついていない。・・・・『違憲』の疑いは払拭できなかったどころか、増幅している。」
 そのうえで高塚氏はこう結んでいる。
 「政府は、参院が60日以内に議決しなければ衆院で再議決できる『60日ルール』の適用も想定に入れているようだが、もってのほかだ。徹底した議論が求められる。」

 NHKの政治部記者が政府与党の思惑を代弁するかのように「60日ルール」で法案成立は決まりかのような解説を得々とするのと好対照である。

熟議よりも数の力、政権の思惑に軸足を置くNHK
 実際、16日のNHKニュース7とニュースウオッチ9は、この日、安保関連法案が衆院本会議で可決されたのを受けて、これにより参院で採決が行われなくても「60日ルール」により、衆院で再可決が可能となり、法案が今国会で成立する公算が大きくなったと早々と伝えた
 しかし、論点の解説といっても定時のニュース番組の時間枠の中ではかなわないといえるかも知れない。では、十分な時間と紙幅を得た場面でNHKの政治部記者は安保関連法案の論点をどのように解説しただろうか? 
 そこで、NHK解説委員が担当する「時論公論」を検索すると、安保関連法案が国会に提出されて以降、法案審議の状況を取り上げた記事として、太田真嗣氏の次の解説がある。

 時論公論「国会延長へ 与野党攻防の行方」
 
 (
20150620日太田真嗣 解説委員)
  http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/221339.html

 記事のあらましは次のとおりである。
 *安倍総理大臣は、戦後70年にあわせて総理大臣談話を発表することにしている。会期を8月上旬までとする案は、総理談話が国会で論争の種になるのを避けるため、その前に国会を閉じてしまおうというものである。しかし、最大の弱点は、関連法案の審議日程を考えると非常に厳しく、最悪の場合、時間切れになる可能性があることだ。

 *会期を8月下旬、もしくは9月上旬まで延長する案は、法案成立を第1に考えた案で、関連法案は、衆議院通過後、参議院で審議されることになるが、参議院は与野党の議席数が拮抗しており、難しい国会運営となることが予想される。それを念頭に、かりに参議院で関連法案が否決、あるいは採決に持ち込めなくても、憲法の規定に基づき、衆議院の3分の2以上の賛成で再可決して成立できるよう、十分な時間を確保しておこうという計算もちらついている。与党側は、今後の審議状況や野党側の出方などをギリギリまで見極めた上で、具体的な延長幅を決める方針である。

 まさに、論点解説というより「政局談義」というにふさわしい中身である。途中、法案を巡る論点に触れられてはいるが、最大の争点である集団的自衛権行使について、「歯止め不十分で、際限なく広がるおそれがある」と指摘する野党の主張と、「我が国の存立が脅かされる事態に限って行使を認めるなど、厳しい制限を設けている」とする政府の反論を並記するだけで独自の知見は全く示されていない。

 外国軍隊への後方支援を行う自衛隊員のリスクも取り上げてはいるが、自衛隊の活動内容や活動範囲が広がることを踏まえ、「リスクが増えるのではないか」とする野党の追及と、「自衛隊の活動は常にリスクが伴っている。ただ、活動はあくまで戦闘行為が発生しないと見込まれる区域で行い、危険な状況になれば直ちに中止する」と説明する政府の主張を並記して、「議論は平行線のまま」で結ぶ、おざなりの「解説」である。
 最後に、「後半国会の展望」を語って終わる太田氏の「解説」はどう見ても、言論機関のスタッフの論点解説と呼べる代物ではない。

 次に
NHK WEB特集(2015717日)に掲載された政治部・田中泰臣記者の解説記事を見ておきたい。

 安保法案 与野党の思惑と展望は」(政治部 田中泰臣記者)
  
 http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_0717.html

 田中記者の解説を要約すると次の通りである。
 *安保関連法案は当初は、集団的自衛権の行使がどこまで認められるのか、また自衛隊員のリスクが高まるのかどうかが主な論点となったが、6月に入って以降は法案が違憲か合憲かという「そもそも論」の議論が繰り広げられるようになった。

 *政府側は、安全保障環境が厳しくなっている状況を踏まえれば、他国に対する武力攻撃であっても日本の存立を脅かすことが起きる可能性もあり、あくまで日本を守るため、集団的自衛権の行使を一部限定的に認めるものだとして、これまでの政府の憲法解釈との整合性は保たれているとしました。これに対し、民主党は「憲法違反の疑いが強い」、共産党は「憲法違反だ」などと攻勢を強め、対立は激化していった。

 *今月14日、衆院特別委員会で法案の採決が行われ可決された。そして翌16日、衆議院本会議で自民・公明両党と次世代の党などの賛成多数で法案は可決され、参議院に送られた。この結果、与党は、仮に参議院で採決が行われない場合でも、914日以降に「60日ルール」を使って衆議院で再可決することが可能になるため、法案は今の国会で成立する公算が大きくなった

 *安倍総理大臣とすれば、安全保障環境が厳しさを増しているなか日米同盟をより強固なものにすることは不可欠であり、そのために必要な法案なので、いずれ分かってもらえるはずだという思いがあるものとみられる。また集団的自衛権の行使容認は、安倍総理大臣が、第1次安倍内閣の時から取り組んできた課題でもあり、みずからの手で成し遂げたいという信念もあるのだと思う

 *法案の審議は参議院に移るが、戦後日本の安全保障政策を大きく転換させる法案であるだけに、安倍総理大臣をはじめ、政府・与党が審議を通じてどのように国民の理解を得ていくのか、注視していく必要がある。

 法案の論点よりも、法案審議の「行方」、法案成立に賭ける安倍首相の「思い」に軸足を置いた政局解説、安倍首相のスポークスマンの政府広報同然である。

NHK政治部の記者に問いたい
  このようなNHK解説委員、政治部記者の「解説」を目の当たりにすると、こう問いかけずにはいられない。

 Q1.あなた方が手掛けている「調査・取材」とは何なのか? 
 政府は出したがらないが、国民に知らせなければならない事実を追求することなのか? それとも政府与党の要人に付きまとい、彼らの腹の内を探る「ぶら下がり取材」なのか?

 Q2.あなた方がジャーナリストとして目指すものは何なのか? 
 政治的アジェンダに関する熟議を促すことなのか? それとも「数の力」の赴くところを早や読みして政治的アジェンダの「落としどころ」をかぎ分けることなのか?


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(追記あり) NHK、今日の本会議も中継せず~国民から殺到した抗議・要望に聞く耳を持たないNHKは誰のもの?~

2015716 

   【追記】
 
 以下の記事をアップして以降、テレビを離れて仕事をしていたら、15時過ぎに、「NHKは本会議を中継している」という知らせをもらった。急いでNHK視聴者エンターに電話をして尋ねると次のとおりだった。
 
  *11時過ぎの問い合わせに対して「中継しない」と答えたのは事
         実。

 
  *12時過ぎに編成局から視聴者センタ-へ「急きょ、中継するこ
   とになった」という連絡が入った。申し訳ありませんでした。

 
  *(急きょ、中継することにした理由は)視聴者センターではわ
   からない。
  以上を追記するとともに、以下の記事は今日の11時過ぎまでに私が得た情報に基づいて書いたものであるとお断りさせていただく。

 
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 今朝11時前に衆議院に問い合わせると、13時に本会議開会とのこと。しかし、今朝の各紙のテレビ番組欄を見るとNHK総合欄には本会議の中継はなく、
 1300分 ニュース
 1305分 スタバ えなりかずき芸歴27年 腹黒い?役に挑
       戦中
 1400分 ニュース
 1405分 歴史秘話(再放送) 豊臣VS徳川・大阪の陣か
       ら400年 ▽豊臣秀頼
 1500分 ニュース
 1512分 大相撲

 11時過ぎにNHK視聴者センター(0570066066)に問い合わせ、今日の本会議を中継しない事実を確かめた上で、その理由を重ねて聴き返すと、応対者は次のような「国会中継に関する一定の原則」なるものを読み上げた。

 1.本会議の施政方針演説等の政府演説と関連する代表質問
  を放送する。
 2.衆参両院の予算委員会の基本的質疑のうち、各会派の一
  巡目の質疑を放送する。
 3.党首討論や国民的関心の高い重要案件を扱う委員会の質
  疑などは適宜、総合的に判断して放送する。

 これを聴いた上で次のようなやりとりをした。

 Q.今、読み上げられた「一定の原則」を踏まえて言うと、今
   回の安保関連法案の取り扱いは、3番目にある「国民的関
   心の高い重要案件」に当たると考えるかどうかにかかって
   いると思いますが、この点をどう判断されたのですか?
 A.私どもとしては、今読み上げた以上のことは「総合的に判
   断して」としかお答えできません。<以下、省略>

 また、昨夜(715日)、ニュース7を聴いたあと、視聴者センターに電話した折、次のようなやりとりをした。応対者は疲れた様子で無気力な応答だった。

 Q.・・・・総合的に判断して今日の特別委の実況放送をしな
   かったと説明していますが、総合的判断の中身を教えてく
   ださい。
 A.NHKの番組編集上の独自の判断ということです。
 Q.NHKの独自の判断と言われましたが、放送法第1条をご
   存じですか?
 A.・・・・・
 Q.放送法第1条では法の総則として、「健全な民主主義の発
   達に資するようにすること」
と明記され、これがNHK
   の放送の根幹的な使命とされています。そのうえで、放
   送法の以下の条文はこの使命が果されるよう、放送に携
   わる者の職責を定める、となっています。
    放送法のこのような定めに照らせば、違憲の疑いが指
   摘され、立憲民主主義にもとるとも指摘されている安保
   関連法案の国会審議の模様を国民に伝えることを、NH
   Kの独自の判断で退けることはあり得ない
と思いますが
   どうですか?

 A.そのようなご意見があったことをお伝えします。

最後はNHKの定番の収め方である。
 
 昨夜のNHKのニュース7、ニュース・ウオッチ9の視聴メモ、それと比較したNスタ(TBS)、報道ステーション(テレビ朝日)、ニュース23(TBS)の報道内容など、書きたいことがたくさんあるが、ひとまず、速報としてここまでとする。

 それにしても、NHKの受信規約は「双務契約」であり、受信料は税金のような片務的な支払い義務ではない。
 とするなら、NHKは多くの視聴者・国民からの要望・抗議にも聞く耳を持たず、安倍政権が「現憲法の枠内」などと強弁して、憲法と立憲民主主義の存立基盤を破壊する「クーデター」同然の暴走を企てようとしている国会審議を伝えない偏向放送(注)を続けながら、法的手続きをちらつかせ、受信料を督促する資格はないと断じてよい。

 (注)2つ前の記事で書いたようにNHKが、「安保法案審議時間110時間 過去6番目の長さ」というニュースを流して、特別委での強行採決の「露払い」役の報道をした事実も記憶にとどめるべきである。

 

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今日の安保関連法案の委員会質疑を中継しないNHK~理由を尋ねると「総合的判断」!だそうな~

2015715
 
 今日は安保関連法案を審議する衆議院の「平和安全法制特別委員会」が野党各党の反対を押し切って委員長の職権で開会され、法案の一括採決が行われる見通しと伝えられている。
 ところが今朝の各紙のテレビ番組表を見ると、民放は15時台あたりから、この問題を取り上げる番組枠が予定されているが、NHKはゼロ。
 では、この時間帯に何を伝えるのか見てみると、「あさイチ」に続き、「趣味どきっ現代テニス(再放送!)、「ひるまえ▽清流・那珂川を守る ▽ろうあ者の被爆体験を舞台で伝えたい」、・・・・・「スタパ 今田耕司のお部屋拝見・・・」と続く。
 どこかの日のどこかの
時間帯に放送してほしいと思う番組がないわけではない。しかし、「なぜ今日、この時間帯に?」という疑問は免れない。重大な国会中継をしない代わりに、趣味の番組を再放送するとなると、NHKは国民の耳目、関心を政治から遠ざける意図を持って番組編成をしていると断じて差し支えない。

 さっそくNHK視聴者センター(電話:0570066066)に電話すると、途中から、上司と名乗る人物に代わったが、応答は同じで、「番組制作者が総合的に判断して放送しないことにした」という言葉を反復した。

「総合的に判断して」・・・・安倍首相が安保関連法案の国会審議で多用する無内容な、しかし、今回の安保関連法案の危険な本質(新3要件などといっても最後は政府の総合的判断に白紙委任を意味する法案)を象徴する用語である。しかし、個別具体的な質問をかわす便利な用語に逃げ込むという点では安倍首相とNHKは瓜二つである。

 ネット上で、「NHK×中継」で検索すると、このようなNHKの番組編成に批判・抗議の声が殺到している。至極、もっともな反応である。
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?fr=top_ga1_sa&ei=utf-8&p=NHK++%E4%B8%AD%E7%B6%99

 このブログにアクセスしていただいた方々に呼びかけたい。
 「NHKはなぜ、これほど重大な政治的場面を実況中継しないのか」という意見・抗議をNHK視聴者センター(電話番号、上記)へ発信してほしい。




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