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NHK経営委員会から回答が届く

 さる10月2日、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」がNHK経営委員会に対して提出した質問に対する回答が昨日(9月20日)届いた。その全文を掲載するとともに、念のため、質問書も再掲しておきたい。

「NHKの次期経営計画の議決を見合わせた経営委員会の見解について―私たちの見解と質問―」
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/nhk_keieiiinkai_heno_situmon20071002.pdf

 回答の文面はいたって低姿勢であるが、質問への回答としては核心をはぐらかした箇所が多い。

1.受信料の値下げ幅について、「具体的な値下げ巾に言及しているわけではありません」と記されている。しかし、古森委員長が記者会見等の場でNHK案は小幅と一蹴し、10%程度の値下げを求める発言をしたことは確かであり、そうした発言がNHK改革の核心をずらすマスコミ報道を誘発したことは否めない。古森氏の一連の発言と経営委員会の真意がずれていたのかどうか、ずれていたとするなら、それを速やかに是正することが経営委員会に課された責任である。

2.「経営委員会としては、娯楽番組を不要と考えている訳ではなく、公共放送にふさわしい娯楽番組を考えていくことが重要との見解です」と記されている。こうした見解は私(たち)と共有できる考え方である。このような回答が今後の経営委員会の活動の中でどのように反映されてくるのか、注視が必要である。

NHK経営委員会からの回答
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/keieiiinnkai_karano_kaito.JPG

(画面をクリックすると拡大されます。)
2007_102120071020

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