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【速報】 2名の経営委員が古森委員長の独断的運営に抗議の記者会見

 菅原、保両経営委員が緊急の記者会見で古森委員長の独断専行の是正を要求

 いましがた、速報が入った。NHK経営委員会の菅原明子、保ゆかり委員が今日の午後、NHK放送センターで緊急の記者会見を行い、次期NHK会長人事をめぐる古森委員長の独断的運営に抗議をし、透明で公正な運営を行うよう申し入れを行った。

 菅原晶子、保ゆかり経営委員の連名での申し入れ全文
 http://sdaigo.cocolog-nifty.com/komori_iinncho_ate_mosiire.pdf

 このあと、続報と解説、私の感想を書き込むとして、とりあえず、速報を掲載しておく。

  菅原、保両経営委員が古森委員長に申し入れた要望は次の3点である(原文のまま)。

1.特定の個人のプライバシーを侵害する部分を除き、指名委員会の議論を含め、会長選出の過程を、委員長ブリーフィングや議事録において公開すること

2.威圧的ともとれる言辞で議論を封殺することなく、各委員が自由闊達に意見を提出し議論を行えるよう、少数意見の取り扱いを含め、民主的な議事運営を行うこと

3.委員長個人の“意中の人物”があるとしても、一方的に押しつけるような手段はとらず、各委員からの推薦も平等に扱い、議論のうえ、最終的には放送法に定める採決により選出すること

「全会一致」という古森委員長のブリーフィングは虚偽発表だったのか?
――議事録の全面公開が最善の方策――


  12月13日の経営委員会の会合後の記者ブリーフィングの場で古森委員長は、次期会長はNHK内部からは登用せず、外部から選出することで委員の意見が一致したと発表した。しかし、 『読売新聞』の速報によると、その場では今月委員に着任したばかりの2名の委員は態度を保留、菅原委員ら2人はこれに反対し、NHKのOBを含む内部の人間を外すことに反対したという。このような意見分布が真相だとしたら、「全会一致」と発表した古森氏のブリーフィングは事実を歪めた虚偽発表の疑いがもたれる。

 さらに、『毎日新聞』の速報によると、NHK執行部が作成した次期5ヶ年経営計画を経営委員会が9月の会合で却下した際も、「部分的な反対を、計画案すべてを否決したかのようにねじ曲げられた」と不満を漏らす委員がいるという。

 役所寄りの審議会会長が会合後の記者会見で委員の意見の分布をねじ曲げ、役所の意向どおりに審議が進んだかのように発表する例を、私はかつての情報通信(旧電気通信)審議会の委員当時、何度もみてきた。しかし、審議会等の委員長が役所の意向を代弁してではなく、自分の「お友達」をNHK会長に据えたい一心で「大本営発表」がごとき虚偽発表をするのを聞いたことはない。

 こうした人物を公共放送を監督する機関の委員に選出した任命者の責任は後述するとして、このような独断をまかり通らせないためには、「委員のみの打ち合わせ」と称して、公表される議事録の対象外にしている最近の経営委員会の議事運営を抜本的に改め、経営委員会として協議・報告を行った議事部分はすべて公開することが必要である。

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