陽だまりを移動する飼い犬
西日本や日本海側は大雪というが、千葉は穏やかな晴天に恵まれた3が日だった。一日中自宅で過ごす日が続くと飼い犬と向き合う時間が多くなる。とはいっても、休み明け前に仕上げなければならない仕事とゼミ生の卒論のコメントに追われる毎日である。そのため、このブログに論説めいた記事を載せるのはままならない。
その代わりといっては何だが、飼い犬と過ごす時間になにげなく思いついた短歌を日記帳に書きとめた。文字どおりの駄作であるが、日々の思いを書きとめる励みのつもりで載せることにした。
姉犬が逝きて翌年の年賀状に姉妹と記して写真を挿入(いれ)る
陽だまりにあわせて居場所を移す犬の胴毛に手をやり鼻すり寄せる
紐を解けば飼い犬小さき庭を駆け夕べの散歩を私にせかす
遠からずファミリーマンションが建つという高台に響く「野ばら」のメロディ
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