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自主退任を示唆したNHK経営委員長、古森重隆氏の発言をめぐって

古森重隆氏は昨日(1111日)開催されたNHK経営委員会の後の委員長会見で、「経営委員長としてやることはやった」、「これからは本業に専念したい」と発言し、12月に任期切れとなる経営委員を続投する意思が薄いことをほのめかしたと伝えられている。
 発言の詳細は不明であるが、ここに至る経過を考えると、近く、政府から新経営委員候補の内示が各党に示されるものの、野党が過半数を占める参議院で古森氏再任の同意が得られにくい状況にあることから、自ら続投の意思がないことを表明することによって、国会で再任拒否を突きつけられる汚名を回避しようとしたのではないか、と考えられる。
 しかし、その一方で、「これは国会の同意人事なので私からどうこう言う問題ではない」とも付け加え、かりに国会で再任が同意された場合は、それを「お墨付き」にしてすすんで続投に応じる意向も含んでいると思われる。
 こうした状況の中で、メディア研究者、ジャーナリスト、各地の市民団体は、このたび、松田浩氏(メディア研究者・元立命館大学教授)、桂敬一氏(メディア研究者・立正大学講師)、野中章弘氏(ジャーナリスト、アジアプレスインターナショナル代表)を世話人とする「開かれたNHK経営委員会をめざす会」(以下、「めざす会」)を結成し、1016日に、NHK経営委員の国会同意人事に関わる内閣総理大臣と国会議員宛に、
  1.経営委員の選任4人にあたり、公募や視聴者による推薦を受け付けること
  2.古森重隆氏を経営委員として再任しないこと
  3.両院による同意人事に先立ち、経営委員候補者に視聴者への所信表明を行わせること
2,886筆の賛同署名を添えて申し入れた(その後、10月末日現在で署名は6,761筆)。
 さらに、「めざす会」は上記の公募・推薦制の趣旨を自ら実践するために、2名の方を新しいNHK経営委員の候補として推薦することを決し、それぞれの方から推薦の応諾をいただいた。これを受けて、「めざす会」は1114日に麻生総理大臣(内閣府大臣官房総務課経由)と鳩山総務大臣(総務省放送政策課経由)へ経営委員候補者の推薦の申し入れをするとともに、その後に、被推薦者も出席していただいて、記者会見を行うことにしている。

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「NHK問題」カテゴリの記事

コメント

「田母神参考人招致をなぜNHKがTV中継しなかったか聞いてみた」というタイトルのビデオがYoutubeにあがっています。自民党にべったりのNHKの体質をよくあらわしていると思います。

http://jp.youtube.com/watch?v=QyURi3Ji21A

投稿: 原 | 2008年11月13日 (木) 13時15分

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