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本日からスタート~安保特別委の議事録ねつ造への抗議と撤回を求める賛同署名の呼びかけ~

20151017
 
            (拡散にご協力をお願いします。)

 1011日、参議院は、917日に開かれた安保特別委員会の議事録を公表した。驚くべきことに、そこには、「議場騒然」「聴取不能」としか書かれていなかった「速記録」に、「議事経過」なる文章が追記され、安保関連法案を「可決すべきものと決定した」と書き込まれている。
 しかし、このブログで繰り返し、指摘したように917日の参院特別委では安保関連法案など5つの案件はどれも「採決」された実体も外形もない。そうした実体のない「採決」「可決」を、後付けの議事録であったかのように取り繕うのは偽造、ねつ造以外の何物でもない。

 そこで、過日、山崎参議院議長と鴻池特別委委員長宛に「「安保関連法案の採決不存在と法案審議の続行を求める申し入れ」を行った」有志12名のうち、昨日までに連絡を取り合え、意思を集約できた9名の連名で山崎参議院議長、鴻池特別委委員長、中村参議院事務総長宛に、今回の議事録が作成された経緯の検証と当該議事録の撤回を求める申し入れを行うことにした。

 あわせて、この申し入れに賛同の署名の呼びかけを本日から始めることにした。多くの皆様の賛同をお願いする次第である。

「公表された議事録作成の経緯の検証と当該議事録の撤回を求める申し入れ」への賛同署名のお願い

http://netsy.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-8d84.html

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参議院議長 山崎正昭様
参議院「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」委員長 鴻池祥肇様
参議院事務総長 中村 剛様

 公表された議事録作成の経緯の検証と当該議事録の撤回を求める申し入れ 
 
http://netsy.cocolog-nifty.com/Tekkai.pdf (全文)

              <中略>
 今回の議事録に追加された「議事経過」には、次のような重大な偽り、あるいは採決の存在を議事録への追記で証明しようとする試みの道理のなさが露呈しています。
 (15つの案件が採決されたと言われたにもかかわらず、委員長が1件ごとに、参議院規則第49条、第136、第137条に基づいて表決に付すと宣告した旨の記載、ならびに、委員長が起立者の多少を認定して表決の可否の結果を宣告した旨の記載が一切ありません。これでは「採決」「可決」は存在しないとする私たちの指摘を何ら反証したことになりません。
 (2)公表された議事録で追加された「議事経過」の中に、「両案について附帯決議を行った」との記載があります。しかし、この案件については、上記と同様、参議院規則に基づいた表決の宣告も表決の結果の宣告も記されておらず、正規の議事録とはみなせません。
 さらに、本附帯決議については、慣例となっている全委員への案文の事前配布はなく、特別委で決議案文が提案されたことを認知した委員がどれほどいたのかさえ疑わしいのが実態とされています。鴻池委員長の一存で、このような附帯決議が決せられたと議事録に書き加えるのは民主的議会運営の常識を蹂躙する暴挙以外の何物でもありません。
    (3)末尾に〔参照〕として、横浜地方公聴会速記録が掲載されましたが、この速記録の内容が「採決」なるものに先立って特別委に報告された事実はありません。事実に反して、後付けで、〔参照〕などという標題を付けて地方公聴会の報告を鴻池委員長の独断で会議録に追加するのも暴挙というほかありません。
 (4)公表された「議事経過」の追記は鴻池委員長の判断と指示でなされたと報道されていますが、委員長といえども、事実を無視し、参議院規則に反する議事進行を議事録に書き込むことを指示する権限はありません。

 以上から、私たちは貴職に対し、次のことを申し入れます。

 1.今回、公表された議事録の追記が作成された経緯(誰の、いかなる指示・判断で

作成されたものか)を厳密に検証し、その結果を公表すること。
 2.事実に背き、参議院規則にも反する議事進行を正当化しようとするまやかしの議事録を撤回すること。
 3.安保関連法案の採決・可決の不存在を直ちに認め、法案の取り扱いを至急、協議

するよう、各党会派に諮ること。私たちは法案の段階に立ち返って言えば、違憲の法案を廃案とするよう、求めます。
                              以上

       申し入れ者(20151017日現在)
        池住義憲(元立教大学大学院特任教授)
        生方 卓(明治大学准教授)
        浦田賢治(早稲田大学名誉教授)
        小野塚知二(東京大学・経済学研究科・教授)
        澤藤統一郎(弁護士) 
        清水雅彦(日本体育大学教授) 
        醍醐 聰(東京大学名誉教授)
        藤
田高景(村山首相談話を継承し発展させる会・理事長)
              森 英樹(名古屋大学名誉教授)

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1.
ネット署名:次の署名フォームの所定欄に記入の上、送信して下さい。
 http://goo.gl/forms/B44OgjR2f2
2.
賛同者のご住所とメッセージを次の専用サイト(google spreadsheets)に公開しています。
   https://bit.ly/1X82GIB 
3.
第一次集約日 :1027日(火)22とします。

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コメント

賛同署名と、ツイッターでの拡散をさせて頂きました。

投稿: AS | 2015年10月21日 (水) 21時46分

議事録を残さないなんて。。一種の犯罪行為です。。

投稿: 隅田由紀 | 2015年10月20日 (火) 22時42分

議事録は後から議論や手続きの正当性を検証するための重要な史料であり、それをときの与党の都合のいいように勝手に改ざんできるということは、政治不信の助長にしかなりません。審議会を開いてその報告もないまま「採決」という異常さとも併せ、重大な問題だと思います。

投稿: 望月秀人 | 2015年10月19日 (月) 16時50分

特別委における「かまくら」による「採決」は反則です。議事録でっち上げによる既成事実化は認められません。こんなやりかたで国民を危機にさらしてはなりません。

投稿: 岩本 智之 | 2015年10月19日 (月) 09時13分

国会会議録の改竄を認めることは、出来ません。自民党独裁は、この国のあり方を破壊しようとしています。

投稿: 間彦博之 | 2015年10月18日 (日) 16時25分

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