次期NHK会長選への賛同署名に添えられたメッセージより(5)
2016年9月6日
「次期NHK会長選考にあたり、籾井現会長の再任に絶対反対し、推薦・公募制の採用を求める」署名は昨日あたりから広がり、各地から集約された署名用紙が次々と送られてくるようになった。昨日の15時現在で累計4492筆。これに連絡があった未達分を含めると5000筆を超えている。
しかし、まだまだ、緒についたところ。多くの方々のご協力をお願いする。
用紙による署名:署名用紙は次をダウンロ-ド
http://bit.ly/2aVfpfH
ネット署名:署名の入力フォームは次をダウンロード
https://goo.gl/forms/G43HP83SSgPIcFyO2
用紙による署名を済ませた方も上の入力フォームから送信可。
ネット署名にはたくさんのメッセージが添えられている。そのすべてを、個人情報を伏せた上で、
https://goo.gl/GWGnYc
に掲載している。
そのなかから、最近のNHKの番組に関する感想を含んだメッセージをいくつか紹介しておきたい(5回目)。すべて原文のまま。
-----------------------------------------------------
「余りにも政府広報のニュースに呆れることばかりです。これでは北朝鮮の報道と変わりないと思う。報道の自由度のランキングは来年もっと下がるでしょう。それに貢献しているのはNHKです。それを政府は望むのでしょうが市民は望みません。
皆さまのNHKと言う看板を下ろさないなら民主的に運営できる人を入れて下さい。」
(8月30日 岡山市)
「会長が変われば、NHKが生き返ることが、解説スタジアム『日本の原子力政策を問う』を見て確信できました。現場の士気は一向衰えていません。要は、上層部のほんの一握りを駆逐できればよいのです。まずは、会長の交替で潮目を変えましょう。」
(8月30日 横浜市)
「NHKの番組(特にニュース)はこの2~3年に中味が低下しています。スポーツと犯罪と天気に関する報道を何度も、長々と時間をかけて放送し、社会的に意味のあることはほとんど放送しません。
世界的には米国関連のニュースがほとんどで、中国、韓国、北朝鮮が少し、それも敵意を煽るような内容が多く、世界情勢を広く知ることは不可能です。
これで公共放送と言えるのでしょうか。」
(9月1日 東京都)
「安倍首相の露出過多に辟易し、NHKにチャンネルを合わせることが少なくなり、TVもあまり見なくなりました。特に最近のNHKは、物議をかもすことを避けるあまり、お笑い番組以外でもNHKがこれまでは不得意としてきた奇妙に浮ついた演出が目立つようになったという感じがします。重い課題を避けつづけるのでは、何のための公共放送かと思います。
『公共放送とは何か』の議論なしに視聴料をあまねく徴収するのはおかしいです。」
(9月1日 東京都)
「NHKの番組の中には見ごたえのあるものもたくさんあります。でも今はNHKの番組を見ていても、ニュースになるとチャンネルを変えてしまいます。政府にマインドコントロールされそうで、無視しようという気持ちになるのです。でも、無邪気に見ている人もいると思うといたたまれません。
他にも大勢いらっしゃるのかもしれませんが、私は籾井会長が辞任するまでは受診料を払わない、と集金の方に伝えています。NHKには頑張っておられる方もいることはわかっておりますが、ニュースになると耐えられずにチャンネルを変えます。
政府の広報と化しており洗脳されそうで敬遠するのです。視聴料を払ってこんな情報を流されるなんて理不尽この上ない、と支払いは籾井会長が辞任してから、と伝えております。」
(9月2日 札幌市)
「番組の改ざん問題の頃からのNHKの酷さには怒っていましたが事ここに至ってのアベの介入に完全に屈しているNHK報道を見聞きするにつ『お友達』である籾井を何としてもやめさせる辞めさせろという視聴者の声を大きく強くしなければなりません。
紙の署名用紙をダウンロードして友人知人にも声を広げていきたいと思います」
(9月3日 大阪府高槻市)
「現状に、心底、がっかりし、危惧しています。
現場は頑張っていて、いい番組もあるのに、全体としての質の低下、報道の偏向、経営委員会の暴走。
真剣に受信料支払いの拒否、あるいは是正されるまでの供託などを考えています。」
(9月4日 神戸市)
| 固定リンク
「NHK問題」カテゴリの記事
- 不正統計調査問題の報道でNHKに意見書を発送(2019.01.28)
- 辺野古報道~あざといNHKの政府広報。昨日、質問書を提出~(2019.01.25)
- NHKが政権におもねているのは政治報道だけではない(2018.08.01)
- 森友問題の真相究明に注力したNHK記者の左遷を許してはならない(2018.05.19)
- 受信契約と受信料を強制できる放送か?~12.6最高裁判決を読んで~(2018.01.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント